頭痛は時に耐え難い苦痛となり私たちを苦しめます。

頭痛の原因には様々なものがありますが血管の拡張が原因とされる偏頭痛や、
ストレスなどで頭の組織が急激に収縮して起こる緊張型頭痛などがあります。

さらに脳溢血や脳梗塞など重篤な病気の前触れとなってしまう頭痛も
ありますからたかが頭痛と侮らずにまずは病院に行って専門医の受診をすることをおすすめです。

けれど4人にひとりが慢性の頭痛に悩まされているという日本ですから、
多くの方が市販の頭痛薬に助けられているのも事実です。
頭痛に効くとされている薬にはロキソプロフェンナトリウムがあります。

これはもともと医療機関専門の成分だったものが
一般に市販されることとなった効果が高い頭痛薬なのですよ。
片頭痛や生理痛などに高い効果を発揮する成分です。

また有名なアスピリンは別名アセチルサリチル酸という成分で最も歴史ある頭痛薬と言えるでしょう。
世界中で多くの方が使っている成分で日本ではバファリンなどにも使われています。
必ず食後に服用する、15歳未満は服用しないなどの制限がありますが効果の高い薬です。
アセトアミノフェンは日本ではノーシンやタイレノールに使われている成分です。

この薬は胃腸が弱い方でも安心して飲める鎮痛剤として親しまれていますし、
大人から子供まで幅広く使用することができ副作用も少ない比較的優しい薬として知られています。
イブプロフェンはエスタックイブなどに使われている頭痛薬で消炎効果が高い成分といえます。

しかも胃に対する負担も少ないことから服用しやすい成分として知られていますが、
15歳未満は服用できないという制限があるので注意が必要です。
イソプロピルアンチピリンはセデスに含まれるピリン系の鎮痛剤です。

鎮痛効果が高く歯科治療後の痛み止めにも使われているという実績があるものになります。
エテンザミドはアスピリンと似た成分であるサリチル酸系の成分で
小児でも使用できるところが特徴で、ナロンエースなどに含まれています。

このように様々な頭痛薬の成分がありますがそれぞれ使用年齢の制限があったり、
効き方の特徴や胃に対する負担の大きさが変わってきますので
自分に合った鎮痛剤を成分でチェックして選ぶことをおすすめです。

ただし一日に決められた使用制限をよく守って使用するなどの注意が必要です。
飲み続けても改善が見られない時にはほかの原因による頭痛の可能性がありますから、
速やかに医療機関を受診することをおすすめしますよ。