バイアグラとは
アメリカのファイザー社が開発したED(勃起不全)に効果のある医薬品として初めて製品化された治療薬です。日本では1999年に厚生労働省により承認され、販売されました。見た目はひし形で青色の錠剤になっています。
その後、2016年にはフィルム状のバイアグラ(バイアグラODフィルム)も発売されました。また、2014年に特許期間満了により、バイアグラのジェネリック医薬品も発売されています。
保険適用外のため、国内の医療機関では自由診療で入手が可能です。価格はクリニックによって異なりますので、購入を検討している場合は公式ホームページから確認するようにしましょう。
バイアグラは米ファイザー社が製造販売する医師による処方箋が必要な勃起不全(ED)治療薬として世界で初めて製品化された医薬品です。「青色で菱形の錠剤」と「水無しで服用できるピンク色のフィルム剤」の2種類があります。ここでは特徴、開発秘話、効果、有効成分、正しい服用方法(飲み方)、バイアグラの画像などの詳細を記しています。
バイアグラの有効成分
バイアグラには「シルデナフィル」という有効成分が含まれていて、シルデナフィルは、勃起を阻害する物質(PDE5)が作用するのを抑えてくれます。
日本ではこの成分が25mgと50mgの2種類の規格が厚生労働省に認められています。100mgが含まれるバイアグラもありますが、国内では認められていない未認可です。インターネットには150mg、200mgと記載されているものもありますが偽物ですので、購入しないようにしましょう。
バイアグラの効果
バイアグラは内服後30~60分後に効果が発現する即効型で、4時間ほど効果が持続します。バイアグラに性的興奮作用はないため、服用しただけで勃起はしません。服用したからと勃起がおさまらないということはなく、勃起させたいときに補助してくれる薬として考えるようにしてください。
ただし、食後の服用は吸収が遅れたり、効果が低下したりする恐れがあります。バイアグラの効果がなかったという人は食後に服用していることがほとんどなので、空腹状態での服用がおすすめです。お酒との併用は、ほどよい飲酒程度なら問題ありませんが飲み過ぎると勃起自体しづらくなったり射精できなかったりと逆効果になるため、お酒の飲み過ぎには注してください。
バイアグラの副作用
バイアグラを服用すると顔のほてりや目の充血といった一時的な副作用が起こる傾向にあります。他にも頭痛や鼻づまりなどの症状も見られますが、いずれも一時的なものです。心臓に負担をかけるといわれますが、バイアグラが直接心臓に作用するわけではありません。しかし、バイアグラを服用することで勃起力が増し、性行為を頑張ることで心臓に負担をかけてしまう恐れがあります。あまり頑張りすぎないようにしましょう。