人気のある求人はなぜすぐ決まってしまうのか
薬剤師が正社員以外のアルバイト雇用や・パート雇用で転職したり、
復職したりするとき、おのおのの希望している条件通りの職に就くことは、思うほど簡単ではありません。
住宅街や駅前などの家から通いやすい求人は、7割以上の方がそろって希望する案件。
募集が始まったかと思えばすぐに決まってしまうことが多く、常にそれなりの競争率があるからです。
パート雇用のほうが理想の求人を見つけることは難しい。
出産後、復帰する場合などは、子育てをしながら働き出すということで、保育園・保育所・託児所と自宅に近いことは譲れない条件になりますし、特定の曜日や時間しか働けない場合もあるでしょう。
紹介*千葉の保育士求人【保育のお仕事】
こちらの県の病院のように院内に保育所を設けている所もありますが、全国的に見ても多くはありません。
なにかと制約があるなか、少しでも希望に近い求人に応募をしたいと多くの方が頭を悩ませているのが現状です。
アルバイト雇用の場合ならチラシで探すという常識は本当か
試しに今日(2013年1月)、チラシ最大手F社のWEBサイト上の求人情報ページにおいて、東京都内の薬剤師求人を検索してみました。
すると、求人数は134件。東京には23の区と25の市があるので、1市区あたりでは2〜3件ということになります。
本当に求人はこれだけしかないのでしょうか。
人材紹介派遣会社には40倍もの求人があります
上記条件と同条件にて、人材紹介派遣会社のサイトで検索してみると、
求人数はなんと3500〜5500件。実に30〜40倍の違いがあります。
アルバイト・パートといえばチラシというイメージを持つ方も多いですが、
まずは人材紹介会社に求人が集中している事実を知っておいてください。
できるだけ早くの段階から登録し、情報は待つようにしましょう
それがなぜであるかは後ほど触れますが、薬剤師業界におけるアルバイトの探し方の最を考える上で、
最も大きなポイントは、できるだけ早くの段階から人材紹介派遣会社に登録し、情報を待つようにすることです。
就職したい時期の1〜2ヶ月前くらいから登録するより、半年前くらいから登録しておいたほうが断然希望に合う求人をGETできます。
人材紹介派遣会社はチラシに比べて40倍も求人数があるのか?
例に挙げると東京都杉並区において求人数を比較してみると、チラシ最大手F社の作成している求人サイトによると求人件数は、
3件であり、しかしながら人材紹介派遣会社H社のサイトでは131件。
なぜこんなにも求人数に差があるのでしょうか。
ドラッグストアや薬店薬局がなぜ紹介派遣会社を利用するのか
なぜならば、薬店薬局やドラッグストアなどの、求人側から見た料金形態の違いにあります。
チラシもフリーペーパーも掲載は有料。
いっぽう人材紹介会社は成功報酬制。
薬剤師が入社してからお金を払う仕組みのため、「とりあえず依頼はしておく」のが当たり前になっており、
世の大半の求人は人材紹介会社に集中しているのが現状なのです。
非常に多くのアルバイト雇用希望者が登録しています
人材紹介派遣会社への登録は、正社員希望の方が利用するものであろうと
思っている方も多いようですが、これは事実ではありません。
私が勤めていた紹介会社では、登録者10人のうち4〜5人はアルバイト・パート希望者でした。
紹介会社側もぜひ登録してきていじょうにおおくほしいと思っていますので、もっと積極的に活用されるといいと思います。